ラッキーバッグは1999年2月に山形県最上郡舟形町に本社を構え、以来、地域の皆様から支えられながらここまで成長してまいりました。
東北エリアに30以上の店舗を有する規模の企業でありながらも、あえて地方に本社を構えているところに、わが社の強いこだわりがあります。地域とともに生きることを使命としている私たちは、薬局としてはもちろんのこと、生活者としても地方に拠点を置くのが自然なことだと考えているからです。
私たちが最も大切にしているのは、地域の皆様と「同じ目線で接すること」です。
来店したお客様は元気なあいさつでお迎えする。お茶を出しながら何気ない世間話をする。町内会の清掃活動に参加する。
人と人のつながりを大切にし、「温もりの薬局」として地域の皆様にほっと落ち着ける場所をご提供するため、ラッキーバッグは接客・接遇を基本としています。
「あなたはどこまでいっても薬剤師」。薬局薬剤師になったばかりの私に地域医療を教えていただいた恩師の先生から、そのような言葉をいただいたことがありました。「経営者の立場になっても、医療人としての精神は忘れるな」という私へのメッセージでした。この言葉は、私の経営理念の土台となっています。社会インフラや医療職・介護職の人材など、都市部と比べると地方は十分ではない部分があることはたしかです。しかし、「ない」からこそ地方では薬剤師の活躍できる範囲が広く、やりがいも「ある」のだと思います。