第57回 日本薬剤師会学術大会参加(2024年9月22〜23日)
さて、2024年9月22〜23日に埼玉県大宮市で開催された「第57回日本薬剤師会学術大会」に参加し、今年度4本の演題が選ばれました。 その中でも、3年目薬剤師による2本の発表が特に注目を集め、多くの参加から質問をいただく貴重な機会となりました。
<入社3年目薬剤師のポスター発表>
1. 介護職の負担を軽減する服薬支援ロボと薬剤師の関わり
服薬支援ロボによる配薬管理によって、介護現場の負担を軽減する取り組みを発表。お互いの専門分野でサポートし合うことも多職種連携を行う薬剤師としての重要な業務であると考察。多くの関心が寄せられました。
2.相談の多い内容を意識した丁寧な服薬指導の重要性
指導・フォローアップはより相談件数の多い内容(副作用、用法確認、飲み合わせ)を中心に行っていくことで薬剤師・患者様双方にとって有意義なものになると考察。研究職の方からも評価を頂きました。
<学会参加の意義と私たちの使命>
私たち、「温もりのある薬局」として、地域包括できる健康アドバイザーであり続けることを目指しています。 薬剤師は、調剤や医薬品供給、薬事衛生を通じ、公衆衛生の向上と国民の健康な生活の確保することが求められています(薬剤師法第一条)。
今回の学会では、業界の最新情報や注目のテーマを学び、これからの地域医療に求められる薬局の姿勢を深く理解しました。得られた知見は、患者さんをはじめ、会社や連携する多方面の皆様と共有し日々の業務に活用します。ぜひご相談ください。
<今後の展望>
今後も社員一同がスキルを磨き、患者様との研鑽をさらに高めながら、地域医療の発展に貢献いたします。また、当社は学会で得た情報と実践的な知識を社内研修に取り入れ、多方面との連携を一層強化し、サービスの向上に努めてまいります。
これからも「温もりのある薬局」として、地域の健康を担う役割を果たし、信頼される存在であり続けよう邁進してまいります。